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2020.02.14

町住宅研究会と協定/若者定住へ三春町

三春町と三春町住宅研究会(会長=佐久間信一サワケン住宅社長)は7日、町役場で「平沢四合田住宅団地モデル住宅建設事業」の基本協定を締結した。同会がモデル住宅を建設することで、地域の建設会社の魅力をPRするとともに若者世代の定住促進を図る。
同団地は子育て・若者世代の定住を目的に整備したもので、昨年9月に分譲を開始した。同12月に町内の建設会社ら15社で構成する同会から町に対してモデル住宅建設の提案があった。
JR三春駅北側の仮設住宅跡地(町有地)に住宅地29区画を整備。このうちモデル住宅は同会の渡伝組、ワタショウと県建築大工業協会にも所属するサワケン住宅、宗形工務店、菊地住建の5社が5区画に各1棟の住宅を建設し、町の建設会社の技術力をPRする。モデル住宅は3カ月以上展示後、売却も可能。
締結式には坂本浩之町長、佐久間会長と各社の代表らが出席。坂本町長と佐久間会長が協定書を交わした。
坂本町長は「三春町は建築賞制度を設けるなど建築にこだわりのある町。三春町ならではの視点で住宅を建設してほしい」、佐久間会長は「地元の事業者が持つ技術力を発揮し、独自のセンスを持って若者向けの住宅を立派に建設することを誓う」とあいさつした。


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