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2025.05.09
県立会工で地域建設業就活セミナー

若い世代に建設業の魅力や働きやすい環境への取り組みを伝え、人材確保と入社後のギャップ解消を目指し、2023年度から行っている。今回は同校建築インテリア科3年生約40人が参加した。
秋山武義副委員長が「普段、それぞれの会社で建設業に従事している中で、地域の建設業をより良くしたいという思いを共有している。地域建設業がどんなことをしているのか、どんな一日を過ごしているのか知ってほしい」とあいさつした。
荒川英治委員が地域建設業の役割について講話。つくる、直す、管理するという建設業の3つの要素を解説した上で、地域建設業の強みを、除雪を例に「ほかの地域の建設業者がすぐに対応できるものではない。すべてが雪に埋まっている中、日頃から状況を把握しているからこそ迅速に対応できる」と話した。
櫻井めぐみさん(会津土建)は、新社会人に求められる資質について話し、前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力の3つを挙げた。「夢を持ち自分の将来をイメージしながら進むべき道を歩んでほしい。会津の未来、まちづくりを共にする仲間になってくれたら大歓迎です」とメッセージを送った。
同校OBの小林匠さん(秋山ユアビス建設)は入社5年目の現場監督として、リアルな一日の仕事の流れや、現場監督に求められる能力などを紹介。これから建設業を目指す人に向け「あいさつと感謝を大切に、間違ったときは素直に謝る。何事にも一生懸命に取り組んでほしい」と伝えた。
後半は3グループに分かれて卒業生との座談会を開き、講話した小林さん、馬場由布子さん(幸和建設)、杉原陸斗さん(会津土建)、武藤光祐さん(武田土建工業)、穴澤華那さん(弓田建設)、二瓶巧太郎さん(東北入谷まちづくり建設)らOB社員が生徒からの質問に答えた。
生徒からは入社前不安だったことや会社の特徴、学生時代に頑張ること、給料、休暇などについて質問があった。社員らは学生の時にしかできない、部活や勉強を頑張ることなどをアドバイスした。
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