福島建設工業新聞社

いわき市は14日、いわき市平のいわきワシントンホテル椿山荘で2019年度技能功労者・優良技能者の表彰式を行い、技能功労者11人(建設関係10人)、優良技能者4人(同3人)を表彰した。
式では清水敏男市長が「産業構造の変化やITを中心とした技術革新等により技能職を取り巻く環境は大きく変化しているが、市民の安全・安心で快適な生活を支える上で、熟練の匠の技能は欠かすことができない。ものづくりの灯が絶えないよう技術・技能の継承に取り組んでほしい」と式辞を述べ、受賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡した。
鈴木勉いわき地方振興局長が「福島の復興創生をより力強いものとするためには、若い世代の育成が必要。引き続き技能を磨くとともに、技能伝承に尽力を」と祝辞を述べた。受賞者を代表して佐川英世さんが謝辞を述べた。
建設関係の受賞者は次の通り。
◆技能功労者=遠藤辰也(遠藤左官工業)大津美喜夫(大津電機)大庭淳二(旭陽美術工芸)佐川浩己(佐川園)平浩司(鳶平鳶工業)武山一郎(塩井石材工業)益子保(松本塗装店)松崎清(松崎畳店)美野光造(光工業)若松洋(横森製作所)◆優良技能者=佐川寛(佐川電機商会)新妻孝志(アイ工業)根本将人(根本石材)