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2020.12.09

郡山北工が2連覇/高校生溶接技術競技会

県溶接協会(高野次郎会長)主催の第9回県高等学校溶接技術競技会‌​が5日、福島市の福島職業能力開発促進センター(ポリテクセンター福島)で開かれ、県内12校の40人が授業で学んだ技術を競った。団体賞は県立郡山北工業高校が2年連続で3回目の優勝。個人最優勝賞は同校の菅野翔護さんが受賞した。
競技会は、ものづくりの基盤となる溶接技術を若い世代に伝承し、理解や関心を深めてもらおうと毎年開いている。福島職業能力開発促進センターの共催。県、県教育委員会、県高等学校教育研究会工業部会などの後援。
今回は新型コロナウイルスの影響を考慮し、開会式や表彰式は取りやめた。課題は被覆アーク下向きV形突合せ溶接で、競技時間は50分。出場者は3校4班に分かれ、競技時間をずらして課題に取り組んだ。
高野会長は「コロナ禍においても対策を講じ無事開催できた。高校生の技術が向上し、社会で活躍することに期待したい」と話した。
最優秀以外の入賞者は次の通り。
▽優秀賞=齋藤優星(郡山北工業)▽優良賞=蓬田一聖(平工業)▽奨励賞=渡邉拓未(清陵情報)石井優希(同)田中響(平工業)今井丈司(清陵情報)中村青依(同)江尻大智(平工業)岡部友哉(塙工業)四家愛菜(勿来工業)


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