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2021.01.29

女性、若手目線で安全パト/建機デモ見学も

いわき建設事務所管内建設工事安全推進協議会(会長=曳地利光いわき建設事務所長)は26日、今年度第2回管内土木建築工事現場安全パトロール‌を行い、計5現場を巡回して安全衛生管理体制を確認した。
いわき建設事務所、勿来土木事務所、鮫川水系ダム管理事務所から女性2人を含む若手職員6人、県建設業協会いわき支部、県測量設計業協会いわき支部、県地質調査業協会から女性9人を含む若手技術者19人など、計50人が参加。高橋貴大いわき労働基準監督署安全衛生課長が同行した。
パトロールは北部、南部の2班体制で完全抜き打ちにより現場を巡回。標示類の設置状況や重機車両の管理、現場の整理整頓、防護柵の設置状況などの労働安全衛生管理体制を点検した。パトロール終了後にいわき建設会館で検討会を開いた。
北部班のパトロールでは、障害物感知機能付き建設機械のデモンストレーションを見学した‌​。
年末に重機による架空線の公衆災害が増えたことを踏まえ、ヒューマンエラー防止対策の具体例として、小川町塩田建設字平石2号ほか地内で福浜大一・森本JVが施工する夏井川ほか公共災害復旧現場で実施した。
西尾レントオールいわき営業所の佐藤健太さんが安全対策商品の説明を行った。架空線対策では、NETIS登録のレーザースキャナーと連動した警報装置を紹介。設定範囲への作業アームの侵入に対し、回転灯と警報の作動によりオペレーターに危険を警告した。
また危険作業エリア警報システムとチョッキ型レスポンサによる作業員の安全確保、自動停止機能付重機によるバック時等の接触事故防止などの対策商品をPRした。


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