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2021.02.08

日新小で土砂災講座/会津若松建設事務所

会津若松建設事務所は3日、会津若松市立日新小学校で今年度最終の「集中豪雨から命を守る―出前講座」を開いた。
県内の小・中学校で土砂災害等に対する必要な知識や理解を深めるために、事務所単位で毎年実施している。同事務所は今年度、管内3校で開いた。今回は5年生50人が受講した。
安齋義之管理課管理調整係長兼主任主査が講師を務め、集中豪雨による災害だけでなく、地震や火山の噴火等も含めた自然災害全般について講義した。資料と動画を使用し、土砂災害の種類や発生の前兆について説明。国土の約7割が山で占められていることと、毎年発生している局地的大雨の関連性を取り上げ、近年の土砂災害が増加傾向にあることを伝えた。
東日本大震災や新潟県中越沖地震など地震災害の脅威にも触れ、世界の岩盤プレートと地震の分布状況をデータで紹介し、日本は特に発生が多いことを示した。また地震による津波の事例も紹介し、適切な避難方法やハザードマップ、県の河川流域総合情報システム等を用いた情報収集がいかに重要かを訴えた。
このほか令和元年東日本台風による管内公共土木施設の被災状況も取り上げた。


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