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2021.02.08

技能習得度を審査/郡山高等職能開発校

郡山高等職業能力開発校左官タイル科の履修試験が4日、郡山市の同校で行われた。会津地方から通う訓練生を含め同科の1・2年生が、漆喰の中塗り、上塗りなど一連の工程作業の実技試験に臨んだ。
橋本英樹郡山地区左官組合長、原一同科長、松本次夫県左官業組合連合会長らが技能検定員となり、標準時間内に規定の作業を終え、基準の技能に到達しているかなどを審査した。
松本会長らは「漆喰の価値も見直されており、それに応じ熟練者だけでなく若年層にも意欲が感じられる。関係者と協力しながら人材育成につなげていきたい」と話している。
同日、同校木造建築科で2級建築大工技能検定が行われた。草野今朝義校長、吉田正吉同科長らが技能検定員となり、指定された使用工具を確認した後、鉋削りで木ごしらえした柱を組み立て、課題に取り組んだ。
草野校長らは「初歩的なものを確実に仕上げることで次につながる。成長を感じる」と感想を述べた。


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