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2021.02.24

常磐道4車線化事業着手へ

赤羽一嘉国土交通大臣は21日、県庁で内堀知事と懇談し、常磐自動車道相馬IC~新地IC間と広野IC~浪江IC間の4車線化事業に着手する方針を示した。相馬~新地間は早期、広野~浪江間は現在4車線化工事が進められているいわき中央IC~広野IC間完成後、2021年度内の事業化を目指す。
常磐道の広野IC~山元IC間は暫定2車線(一部区間で付加車線整備)となっており、県や関係市町村村等が全線4車化の早期実現を要望している。意見交換でも13日発生の地震による被害に関する緊急要望として、県が被災区間を中心とした早期4車線化を求めていた。
相馬~新地間は地震で法面が崩落し通行止めとなる被害があり、4車線化により災害時の通行を確保する。広野~浪江間については赤羽大臣が「震災から10年を迎え、復興がさらに加速できるよう支援したい」といわき中央~広野間の完成を待って事業化する方針を示した。
意見交換には国交省から赤羽大臣、梅野修一東北地方整備局長ら、県から内堀知事、猪股慶藏土木部長らが出席。要望では、国に①インフラ復旧等②防災・減災、国土強靭化の加速化③被災者の生活再建④被災中小事業者の早期復旧―に対する支援と、被災地域の負担軽減等にかかる特別な地方財政措置を求めた。


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