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2024.11.20

日大工学部生が湯野上BP橋梁現場を見学

東北地方整備局郡山国道事務所は14日、下郷町で建設中の国道121号湯野上バイパスで、日本大学工学部の学生を対象に現場見学会‌を開いた。土木工学科地盤工学研究室の3年生ら約20人が仮称・水門橋上部工現場(同町澳田地内)などを訪れ、橋脚の現況と、AR(拡張現実)アプリを使い橋脚から両側にコンクリートが張り出した完成形を確認した。
野中渉同事務所副所長、施工するフジタ(鈴木寛隆監理技術者)の関係者が、コンクリート1m当たり、2本のピッチでPC鋼材を挿入していることや、生産性向上のための3次元データ活用について紹介した。
同研究室の梅村順専任講師は「現場の安全対策、段取りなどを少しでも実体験し、さらに施工者、発注者から話を聞ける機会となった。就職を控えより専門性を深めてほしい」と話した。
水門橋は湯野上バイパス3号、4号トンネル間の男女川に架かる橋長119mのPC2径間連続ラーメン箱桁橋。コンクリート使用量約1620㎥、PC鋼材は約53t。


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