福島建設工業新聞社

県総合防水工事業協同組合(金澤正夫代表理事)は19日、須賀川市のものづくり支援センターで、今年度後期の技能検定実技試験に備えた防水技能講習会‌を開いた。
技術・技能の向上を図り、受講各人のキャリア構築につなげようと、技能検定試験前に毎回実施しているトライアル講習。今回は、塩化ビニル系シート防水1級6人、同2級3人、改質アスファルトトーチ工法1級1人、合成ゴム系シート防水1級5人、同2級3人、樹脂接着剤注入施工1級4人、同2級1人が実技講習に臨んだ。
金澤代表理事は「コロナ禍で1カ月の開催延期となり、遠方からの講師も招くことができなくなったが、3密を避け時間を短縮した講習とした。検定合格はスキル・キャリアアップへの第1のチャンスと捉えて頑張ろう。手順、道具のことなど何でも講師に聞いてトライしてほしい」と受講者らを励ました。
20日の実技試験には19人(塩化ビニル系シート防水1級3人、同2級5人、改質アスファルトトーチ工法1級1人、合成ゴム系シート防水1級2人、同2級3人、樹脂接着剤注入施工1級4人、同2級1人)、21日の同試験には9人(塩化ビニル系シート防水1級3人、合成ゴム系シート防水1級3人、樹脂接着剤注入施工1級3人)が挑戦した。