福島建設工業新聞社

福島建設工業新聞社と県建築士事務所協会主催の令和2年度県建築系高校卒業設計優秀作品表彰の賞状授与は26日、県立福島工業、郡山北工業、会津工業、勿来工業各校で行われた。
郡山市の郡山北工業高校では相澤隆福島建設工業新聞社代表取締役社長、渡邉武県建築士事務所協会長が、受賞者に賞状などを贈り、栄誉をたたえた。
渡邉会長が「新型コロナウイルス感染防止対策で今回、全員揃っての表彰式が行えないことは残念だった」と前置きした上で「高校生らしいアイデアで優秀な作品ばかりだった。デザインやプランニング力など総合力、企画力をさらに高めるため、手書きによる製図についても経験を積んでほしい」とあいさつ。相澤社長が3人に賞状と記念品を贈った。受賞者を代表して栁田渓汰君が「3年間の高校生活で学んだことを表現することができた。感激を忘れず、将来に向けて努力を続けていきたい」と謝辞を述べた。
表彰は13回目。今回は優秀作品として12人、12作品が選ばれた。表彰式は新型コロナウイルス感染症対策のため中止した。
受賞作品は15、16日の2日間、JR福島駅西口のコラッセふくしま1階アトリウムに展示し、一般公開する。