福島建設工業新聞社

県建設業協会(長谷川浩一会長)が担い手確保・育成対策の一環として取り組む高校生等現場見学会は13日、いわき市の夏井川河口部治水対策・夏井川水門(門柱)の工事現場で県立岩瀬農業高校環境工学科1年生40人を対象に開かれた。
いわき市平下神谷字沢帯地内の夏井川と仁井田川(横川)の合流部で行われる水門門柱工(施工=堀江工業・加地和組・福田組JV)の現場を見学した。渡部孝光いわき建設事務所河川砂防課長が水門建設の経緯や役割などを説明し、渡邊英誉現場代理人が工事の進捗などを説明した。
ICT施工をサポートするコマツカスタマーサポートの担当者が、同現場でのドローンによる施工管理やICT建機による掘削作業など、ICT活用の取り組みを説明した。生徒らはICT建機(バックホウ)の操作やドローンのフライトなどを体験した。