福島建設工業新聞社

県橋友会(成田正樹会長)は、第9回橋の絵コンクール「わたしのふくしま『ゆめのはし』2021」で、最優秀賞「タコの橋の夏まつり」(本宮市立本宮まゆみ小3年、鈴木咲結さん=写真)ほか優秀賞3点、金賞3点、銀賞6点、銅賞9点、橋友会特別賞30点の計52点を選んだ。
小学生対象に2013年度から実施しているコンクール。今回は78校(支援学校を含む)から1368点の応募があり、2次にわたる審査を行い10日に結果を公表した。
「タコの橋の夏まつり」は、魚が泳ぎカラフルな海藻が揺れる海底で、真っ赤なタコの8本の脚を屋台が立ち並ぶ道路に見立て、各脚を橋でつなぐインパクトある作品。
優秀賞3作品は「ぼくがそだてたミニトマトのはし」(郡山市立金透小2年、小磯晴嵩さん)、「世界中のみんなが『えがお』になるはし」(須賀川市立第一小2年、柳沼花音さん)、「海のにじ色橋」(郡山市立緑ヶ丘第一小6年、星智絵さん)。いずれも色彩が美しく「橋」のにぎやかな情景が秀逸。
このほか上位入賞者は次の通り。
◆金賞▽三浦遼「ジンベエばし」(清明・福島市)▽佐藤碧「わくせいをつなぐくものいとのはし」(船引・田村市)▽今江優美香「海の生き物の橋」(赤井・いわき市)◆銀賞▽鈴木菜々花「えがおのはなさくはし」(赤井・同)▽武田澪旺「ふくしまの地魚おいしいよ」(錦・同)▽黒河内奈緒「ごみをすいとる橋」(西袋第一・須賀川市)▽横山優樹「明るい橋」(二本松南・二本松市)▽六坂楓太「わたってみたいな ゆめのはし」(県立須賀川支援・須賀川市)▽草野桜那「わたしの夢のなかの橋」(同・同)◆銅賞▽米竹萌杏芽「とどけみらいへ!おいしさのメロディー」(開成・郡山市)▽畑中建人「フタバサウルスのフルーツにじのはし」(坂下東・会津坂下町)▽吉田匠杜「みまもり はし」(西袋第一・須賀川市)▽酒井ひなた「はたらきものの2人にかみさまがかけてあげたはし」(御山・福島市)▽根本結衣「やさいが好きになれるはし」(金透・郡山市)▽阪本結叶「楽しいぼくの町」(守山・同)▽栗城湊「猪苗代にかかる2つの大きな橋」(猪苗代・猪苗代町)▽田﨑道治「水害後の橋～再建の願い～」(赤木・郡山市)▽橋本優里亜「雪がきれいな福島の橋」(緑ヶ丘第一・同)