福島建設工業新聞社

いわき市は24日、いわきワシントンホテル椿山荘で今年度技能功労者・優良技能者の表彰式を行い、技能功労者5人(いずれも建設関係)、優良技能者6人(建設関係5人)を表彰した。
広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位と技能水準の向上を図ることを目的に毎年行っている。技能功労者表彰は1976年度から実施し、46回目の今回までに延べ956人、優良技能者表彰は2000年度からの実施で22回目、延べ163人が受賞している。
式では内田広之市長が「デジタル技術の進展で暮らしが大きく変わりつつあるが、熟練の技能・技術は本市の安全・安心な生活に欠かせないかけがえのない財産。産業・経済の源はものづくり、ものづくりの原点は人づくりにある。技能技術にさらに磨きをかけるとともに、若手技能者の育成に尽くしてほしい」と式辞を述べ、受賞者一人ひとりに賞状と記念品を手渡した。