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2022.05.13

東電グループ2社が平工高で出前授業

県立平工業高校土木環境工学科は11日、いわき市の同校で東京電力グループ2社の協力による出前授業を行った。
職業選択のきっかけづくりとして実施したもので、今回は東京電力ホールディングスと東京電力リニューアブルパワーが協力。同科3年生37人が受講した。
齋藤裕文平工業高校土木環境学科長が「電力会社の土木の仕事を理解し、就職意識を高めて希望の進路実現を目指してほしい」、東京電力ホールディングス福島第一廃炉推進カンパニー福島第一原子力発電所計画・設計センター副所長兼ALPS処理水プログラム部兼廃炉情報・企画統括室の堀内友雅氏は「就職は人生を左右する大切なもの。よく考えて悔いのない選択をしてほしい」とあいさつした。
東京電力リニューアブルパワー猪苗代事業所土木保守グループの深瀬颯斗氏らが、水力発電所の設備概要について説明し、設備巡視や水圧鉄管の内部点検の様子などを紹介した。
東京電力ホールディングスの福島第一廃炉推進カンパニー福島第一原子力発電所計画・設計センター土木水対策技術グループチームリーダー兼ALPS処理水プログラム部処理水土木設備設置プロジェクトグループの前城直輝氏らは福島第一原子力発電所での土木業務を紹介。道路、排水路、防波堤・灯台、変圧器の基礎など従来の土木設備保守点検のほか、震災後は廃炉に関する土木設備の建設、維持管理を行っていることを説明した。


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