福島建設工業新聞社

災害時応急対策業務の広域的支援のため、南会津建設事務所と県建設業協会の田島支部(浅沼秀俊支部長)、山口支部(芳賀博之支部長)は、2005年に締結した支援協定を見直し、管内をまたぐ広域的な支援に関する項目を追加、協定内容を変更した。
管内外相互に支援の必要が生じた場合、隣接する支部間と資機材提供や人的支援を行う。県土木部と同協会は5月24日、広域支援協定を締結しており、支部協定の見直しは同管内が初めて。
2日、南会津町の南会津合同庁舎で変更協定の締結式を行い、大竹和彦南会津建設事務所長、佐藤勇雄山口土木事務所長、浅沼支部長、芳賀支部長が協定書に調印した。大竹所長は「豪雨災の記憶も鮮明に残る中、今年3月には大規模雪崩により橋梁が流出した。協定をいち早く見直す。来訪者を含めた安全、安心の確保、南会津地域の危機管理に万全を期したい」とあいさつした。