福島建設工業新聞社

ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会は2日、郡山市日和田町の県農業総合センターで、ME育成講座「第7回ふくしまME(基礎)コース」の第1回を開いた。官民の土木技術者108人がME基礎の資格取得を目指して研修をスタートさせた。
1日目の講義にはME基礎研修受講者と、同協議会が定める特定資格(技術士、RCCM等)保有者向け「基礎必修講義」の受講者5人が参加した。芳賀英幸県土木部土木企画課長がME研修の意義と国や本県の公共土木施設の現状と課題、維持管理方針などを説明。熊谷広幸氏(県地質調査業協会)が本県の地形・地質、前島拓日本大学工学部助教が舗装維持管理の基礎、尾崎裕司氏(建設コンサルタンツ協会東北支部)がトンネル維持管理の基礎をテーマに講義を行った。