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2022.06.10

稲田東北地整局長と内堀知事が懇談

稲田雅裕東北地方整備局長と内堀知事は7日、県庁で懇談。3月の本県沖地震で被災した施設の早期復旧を含め、震災や台風災害からの復旧復興、防災・減災対策、地方創生に向けたインフラ整備と、安定的な財源確保に連携して取り組むことで一致した。
東北地整から稲田局長と中平善伸企画部長、木本仁港湾空港部長、丸山和基福島河川国道事務所長、県から内堀知事と曳地利光土木部長が出席した。
東北地整の今年度予算は2021年度補正予算と合わせて約8200億円で、本県には約715億円が投入される。稲田局長は阿武隈川緊急治水対策プロジェクトや国道13号福島西道路Ⅱ期、国道121号湯野上バイパス、国営追悼・祈念施設の整備を推進するとともに、3月の本県沖地震で被災した国道399号・伊達橋や相馬港の早期復旧に努める考えを示した。
国土交通省が見直しに入った阿武隈川の整備基本方針については「流域治水の考え方が盛り込まれる。策定の過程で県の考えを積極的に表明してほしい」と知事に要請。上流部の遊水地整備への協力も求めた。
内堀知事は、伊達橋の迅速な復旧と伊達崎橋の直轄診断結果に基づく支援などを改めて訴えた上で、県土づくりの最重要課題として①国直轄事業による基幹的な社会インフラ整備のための予算確保②防災・減災対策の推進や「予防保全」への本格転換に向けた長期的・安定的な財源の確保③避難地域の復興に向けた道路ネットワークの整備-を提示した。


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