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2022.06.13
ピロン新メラン工法現場で研修/技術士会県支部
日本技術士会東北本部県支部(畠良一支部長)は9日、類似施工が少ないピロン新メラン工法を採用した下郷大橋(仮称)などでCPD研修を行った。
会員ら20人が参加し、施工する川田・安部日網・三立特定JVの虎本真一所長が、施工管理の特性などを説明した。特にアーチリブ閉合時は温度変化でメラン材が変状するため、日差しがなく気温変化の少ない早朝4時から作業を開始。温度管理などを含めた計測に、全体工事費の2%を充てたことを紹介した。花見浩川田建設福島営業所長らが同席し、ドローンによる閉合時の映像も視聴した。
同橋は会津縦貫南道路の主要構造物で、阿賀川を渡河するRC造固定アーチ橋。橋長342.5m、アーチ支間が200m。南会津建設事務所が発注し、工事は両岸から斜吊り張り出し架設工法で約40m施工。中央部約100m超は、架設したアーチリブ上にピロン(塔・支柱)を設置し、鋼製のメラン材(埋設支保工)を連結した。現在は両側からアーチリブ上に橋桁を施工している。
研修に参加した会員は「アーチ支間200mは国内上位の橋梁と聞いている。開通後は、橋の構造が見渡せる視点場があれば、土木構造物が観光資源につながるのでは」と話していた。
会員ら20人が参加し、施工する川田・安部日網・三立特定JVの虎本真一所長が、施工管理の特性などを説明した。特にアーチリブ閉合時は温度変化でメラン材が変状するため、日差しがなく気温変化の少ない早朝4時から作業を開始。温度管理などを含めた計測に、全体工事費の2%を充てたことを紹介した。花見浩川田建設福島営業所長らが同席し、ドローンによる閉合時の映像も視聴した。
同橋は会津縦貫南道路の主要構造物で、阿賀川を渡河するRC造固定アーチ橋。橋長342.5m、アーチ支間が200m。南会津建設事務所が発注し、工事は両岸から斜吊り張り出し架設工法で約40m施工。中央部約100m超は、架設したアーチリブ上にピロン(塔・支柱)を設置し、鋼製のメラン材(埋設支保工)を連結した。現在は両側からアーチリブ上に橋桁を施工している。
研修に参加した会員は「アーチ支間200mは国内上位の橋梁と聞いている。開通後は、橋の構造が見渡せる視点場があれば、土木構造物が観光資源につながるのでは」と話していた。
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