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2022.07.01

BIM活用現場で研修/県電協

県電設業協会(大槻博太会長)は29日、矢吹町の県立こころの医療センター(仮称)新築現場で今年度現場研修会‌を開いた。
建築施工の戸田・佐藤工業特定JVが入札時に行った技術提案により、建築、機械設備(山田・セコムエンジ特定JV)、電気設備(車田電気・高柳電設特定JV)の3施工者が自主的にBIMを活用している現場で、研修には福島、郡山、白河、いわき、相双、会津各支部から計40人が参加した。事前に作成した3次元データを活用して、実際に起こり得る課題を前倒しで解決する取り組みを学んだ。
研修では、初めに松﨑則行同協会技術・安全委員長が「BIMの活用を知ることで今後実施する工事の参考になる」、五十嵐浩一県土木部営繕課主幹(大規模営繕監理担当)が「医療観察法に基づいて整備される本県初の施設。受変電設備や太陽光発電機、病院の設備などをよく見てほしい」とあいさつ。
萩原貴之戸田・佐藤工業特定JV作業所長がBIM活用の利点を挙げて工事の内容を説明。参加者は車田電気・高柳電設特定JVの遠藤良輔高柳電設工業工事管理第一部グループリーダーと車田裕介車田電気工業専務取締役の案内で現場内を視察した。


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