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2022.07.06

信夫橋でME基礎コースの実習

ME育成講座・第7回ふくしまME基礎コースの現場実習が2日、福島市の信夫橋で行われた。受講する官民技術者108人がコンクリート橋と鋼橋の点検作業を研修し、点検の留意点などを学んだ。
ふくしまインフラメンテナンス技術者育成協議会が認定する本県独自のメンテナンス技術者資格「ふくしまME基礎」の取得に向けた講座で、現場実習は計5日間のカリキュラムのうち最終の授業。これまでに学んだ公共土木施設維持管理の基礎や橋梁の部材劣化・損傷などの授業を踏まえながら、点検作業を実習した。7日に認定試験を行う。
信夫橋は、県道水原福島線の荒川に架かるRC7径間アーチ橋(185m×12m)で、両側に鋼製の側道橋(各189m×2m)が設置されている。いずれも判定区分Ⅱ(予防保全段階)。
受講者は2班各6グループに分かれ、高所作業車やシュミットハンマーなどの測定機器を用いながら本橋と側道橋の橋脚や桁、橋面等を確認。実習後に県建設センターで、点検結果を基に意見交換を行った。日本大学工学部の笠野英行准教授やふくしまインフラ長寿命化研究会会員らが点検の具体的な方法やポイントを指導した。


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