福島建設工業新聞社

県総合防水工事業協同組合(金澤正夫代表理事)は21日、須賀川市のものづくり支援センターで、今年度前期の技能検定実技試験に備えた防水技能講習会‌を開き、5工種合わせて34人が合格を目指し、課題に取り組んだ。
技術・技能の向上とキャリア構築の一助にと、技能検定試験前に毎回実施しているトライアル講習。今回は、ウレタンゴム系塗膜防水1級9人、アクリルゴム系塗膜防水1級3人、シーリング防水工事作業1級15人、同2級2人、FRP防水工事作業1級5人が参加した。
金澤代表理事は「1級試験は特に難関。分からないところ、疑問点は講師によく聞き、気を引き締めてしっかり取り組んでほしい。講習の内容を自宅でも振り返り、合格につなげていこう」と受講者らを激励した。
佐久間仁一専務理事、梅津卓也理事は受講に当たってのポイントや留意点を説明した。受講者は講師らのアドバイスに耳を傾け、指導を受けながら、実技課題に集中して臨んだ。
22、23日に行われた実技試験には受講者を含む38人(=ウレタンゴム系塗膜防水1級12人、アクリルゴム系塗膜防水1級3人、シーリング防水工事作業1級15人、同2級3人、FRP防水工事作業1級5人)が挑戦した。学科試験は8月21日に実施予定。