福島建設工業新聞社

県高等学校教育研究会工業部会、県高等学校工業クラブ連盟が主催する県高校生ものづくりコンテスト2022の溶接部門が22日、福島市のポリテクセンター福島で行われ、県内工業高校9校から24人が参加し技を競い合った。
個人の部は県立福島工業高校2年の木村日向さんが1位に輝き、第22回全国大会への出場権を手にした。団体の部は県立塙工業高校が初優勝を果たした。
競技は1、2年生を含む各校3人チームで実施。新型コロナウイルス感染拡大防止のため5組に分け、時間をずらして課題に取り組んだ。60分の競技時間内で開先調整、タック溶接、本溶接に臨んだ。
個人の部で優勝した木村さんと2位の菊地真聡さん(県立福島工業高校3年)、3位の岡島直輝さん(県立清陵情報高校3年)には賞状と盾が授与される。団体の部1位の県立塙工業高校には後日、県溶接協会が賞状、優勝トロフィー、副賞(ダイヘン製溶接機1台)を贈る。
溶接部門の全国大会は11月12、13日に岡山県立岡山工業高校で開かれる。