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2022.08.03

会津農林高生が博士峠工区を見学

県建設業協会は28日、会津美里町の国道401号博士峠工区で県立会津農林高校を対象にした現場見学会‌を開いた。森林環境課1年生6人が道路改良事業による整備効果や、それを支える土木建設技術の役割に理解を深めた。
博士トンネル美里側坑口に近い道路改良工事現場、トンネル内を訪れた。会津若松建設事務所道路課の佐藤和典主査が、冬期交通不能など交通上の課題や、終点側の昭和村から会津若松市内の救急搬送時間の短縮など整備効果を説明した。
道路改良施工の会津土建・渡部力也現場代理人が生徒と懇談。生徒の「高所で恐怖はないか」との質問に「そのための安全対策。危険を危険と感じる感受性こそ、第一印象としては重要」と応じた。
トンネル内では照明設備などを施工する佐藤電設・高橋雅現場代理人が高所作業車に乗り、覆工打設状況などを説明した。同協会・木田文昭業務係長、同高の河本遼樹、大森賢治両教諭らが引率した。博士峠工区は会津美里町を起点に昭和村を終点とした延長7.5kmの道路改良工事。トンネル(約4.5km)は県管理では最長となる。


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