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2022.08.19

施工現場で見学会/県農林水産部

県農林水産部は県内の小・中学生と保護者を対象に「ふくしまの農村学びの場」と題し、農業用施設や施設整備工事の現場見学会を開いた。県土地改良建設業協会の協力。
農業生産に欠かせないダムや取水堰、農道などの土地改良施設の整備事業を紹介し、農地、農業用施設の役割と保全の意義に理解を深めてもらおうと、夏休み期間中の8日に開いた。県北地方で実施した今回の見学会には25人が参加した。
日本自動機工、丸立渡辺組が施工する福島市松川地内(岩堰地区)の取水堰改修工事現場では、水原川から農業用水を引き入れるゴム堰を見学した。宍戸修県北農林事務所農村整備部農村整備課主査が取水堰の役割や種類について解説。小野寺秀悟日本自動機工東北支店主任が、実際に設置したゴム堰の概要を述べ、実際に堰に空気を注入して川の水をせき止める様子を紹介した。
このほか農業用ダム・山ノ入ダム(二本松市渋川大谷地地内)や、農道・小島3期地区(川俣町小島地内)の施工現場も見学した。20日には南会津地方でも現場見学会を開く。


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