福島建設工業新聞社

県測量設計業協会(皆川雅文会長)は、南会津町の湿原を守る会(室井英彦会長)に標高碑を寄贈した。標高碑は南会津町と昭和村にまたがる駒止湿原周辺にある「ぶなっこ遊歩道」入口の標高1121mに設置した。同協会はこれまで県内19カ所に標高碑を寄贈しており、2010年には下郷町の道の駅しもごうに設置している。
10日、現地で標高碑除幕式が行われ、皆川会長、室井会長、深谷一夫南会津地方振興局長、大竹和彦南会津建設事務所長、星英雄南会津町教育長、栗村良輔昭和村教育長が標高碑を除幕した。
皆川会長は「標高1100mを超える高原で、ここに生息する動植物の特性を実感しながら、この場所を記す測量業務の大切さも感じてほしい」とあいさつした。
式後、フルート奏者の稲本起子さんが「ふるさと」などを演奏した。