福島建設工業新聞社

県立平工業高校土木環境工学科の1年生34人は22日、いわき市のいわき中央アスコン共同企業体(構成企業=日本道路、福浜大一建設、NIPPO)四倉工場を見学した。
同市が高校生の就職に向けた意識向上や地域で働く意識の醸成などを目的に実施している高校生就職支援事業「いわきの職体感ツアー」を活用した。
見学に先立ち、日本道路東磐アスコンの小梨裕実さんらが同校を訪れ、アスファルトの材料や製造工程などを説明した。現場見学では、高橋朗いわき中央アスコン所長が「最新鋭の設備があり、環境に配慮した工場。普段は見学できないので、安全に注意しながら興味を持って学んでほしい」とあいさつした。
生徒はプラントやリアルタイムでダンプの運行管理等を行う操作室などを見学。試験室ではアスファルトの素材や品質管理試験などの説明を受けた。