福島建設工業新聞社

県立平工業高校土木環境工学科は29日、福島イノベーション・コースト構想の人材育成事業を活用し、コンクリートをテーマにした出前授業を行った。1年生36人が受講した。
高山和久住友大阪セメント東北支店福島営業所長代理がセメント、モルタル、コンクリートの違いや特性のほか配合計算などについて解説した。
実技では、コンクリートの人力練り混ぜを体験。新菱カイハツ生コン磐城工場の鈴木英仁技術課試験係長らの指導を受けながら材料を混ぜ、スランプ試験、供試体の圧縮試験などを行い、コンクリートの性質について理解を深めた。