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2022.10.07

会工生36人が現場実習/建協若松支部受け入れ

県建設業協会若松支部は4~6日の3日間、県立会津工業高校のインターンシップに協力し、会員企業13社が建築インテリア科2年生36人を受け入れた。
生徒が実際の現場を知ることで若年層の入職や定着につなげようと例年行っている。
会津土建は5日、会津若松市の松本養蜂総本場の店舗リニューアル工事の現場で実習を行った。店舗兼住宅をイタリア風の現代的な建物に改修し、店舗の裏側には地域の憩いの場となる庭園を設ける。
実習には生徒3人が参加した。会津土建の菅家忠洋副社長、三星和敬建築部次長、設計を担当するアンスケープの鈴木学氏、松本養蜂総本場の松本高明社長らが工事の概要や設計のコンセプトなどを説明。菅家副社長は「既存の建物のリニューアルは限られた空間の中での施工となる。施主のイメージや設計デザインを具現化できるよう、工夫を凝らしながら施工することが難しく、やりがいでもある」と述べた。
床の仕上げ高さの墨出しも体験。レーザーレベルを使って計測し、壁面に墨を打った。生徒からは「職人の方の技術の高さを感じた」「学校ではしない実践的な作業を学べた」などの感想が寄せられた。


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