福島建設工業新聞社

福島市は11日、今年度スタートした「ぼうさい体験パッケージ」の第2弾として、菅野建設で「女子会防災ランチ」と題した防災に関する普及・啓発活動を行った。市職員のほか、社員約10人が参加し、昼食時間を活用して女性社員を中心に災害時の備えなどを学んだ。
さまざまな世代が気軽に楽しみながら防災について学ぶ機会をつくろうと企画した。同社は「福島市働く女性応援認証企業」の認定を受けており、女性目線で被災時の持ち物などを共有するため同社で実施した。
女子会防災ランチには東日本大震災などでの被災経験を基に漫画やイラストなどを発信しているイラストレーターのico.さんも参加した。同社が準備した備蓄食料の試食会や、ico.さんが作成した災害時をシミュレーションしたイラストなどを使って、被災時に必要なものなど防災知識について楽しみながら学んだ。