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2022.10.17
県測協が3年ぶり橋梁点検研修会
県測量設計業協会(皆川雅文会長)は13日、福島市の県青少年会館で橋梁点検診断研修会を開いた。3年ぶりの開催。会員企業の技術者約80人が参加した。
阿部充宏企画委員長が「維持管理に関する予算が増加しており、協会でも引き続き技術の研さんと技術者の確保に努める。研修で得た知識を業務に役立ててほしい」とあいさつした。
遠藤寛之県土木部道路管理課主任主査が県の橋梁点検診断の取り組みについて説明。「予防保全型の維持管理には適切なメンテナンスサイクル(定期点検、設計、修繕、記録)の構築が必要だ」と話した。一方で、定期点検に必要となる膨大な予算や、1年以上要する修繕設計の時間の確保など課題を挙げた。
これらの課題に対する小規模橋梁の直営点検実施検討、点検から修繕までの発注プロセス最適化、新工法を採用したライフサイクルコストの縮減など、県の対応についても説明した。
点検診断の際には、ドローンをはじめとする新技術の活用を検討するよう求めたほか、「判定区分Ⅲでも断面修復工など設計難易度が低い対策で済む場合は、早期の実施に向け追加の修繕設計(損傷図作成等)も検討するため、早めに結果を報告してほしい」と呼び掛けた。
デンカの友澤明央氏が「特殊混和材使用による橋梁補修補強工法採用」、クリテック工業の石戸杏奈氏が「橋梁用伸縮装置の点検および製品選定」、プレストレスト・コンクリート建設業協会の漆原新一氏が「プレストレスト・コンクリート桁橋梁調査点検」のポイントについて解説した。
阿部充宏企画委員長が「維持管理に関する予算が増加しており、協会でも引き続き技術の研さんと技術者の確保に努める。研修で得た知識を業務に役立ててほしい」とあいさつした。
遠藤寛之県土木部道路管理課主任主査が県の橋梁点検診断の取り組みについて説明。「予防保全型の維持管理には適切なメンテナンスサイクル(定期点検、設計、修繕、記録)の構築が必要だ」と話した。一方で、定期点検に必要となる膨大な予算や、1年以上要する修繕設計の時間の確保など課題を挙げた。
これらの課題に対する小規模橋梁の直営点検実施検討、点検から修繕までの発注プロセス最適化、新工法を採用したライフサイクルコストの縮減など、県の対応についても説明した。
点検診断の際には、ドローンをはじめとする新技術の活用を検討するよう求めたほか、「判定区分Ⅲでも断面修復工など設計難易度が低い対策で済む場合は、早期の実施に向け追加の修繕設計(損傷図作成等)も検討するため、早めに結果を報告してほしい」と呼び掛けた。
デンカの友澤明央氏が「特殊混和材使用による橋梁補修補強工法採用」、クリテック工業の石戸杏奈氏が「橋梁用伸縮装置の点検および製品選定」、プレストレスト・コンクリート建設業協会の漆原新一氏が「プレストレスト・コンクリート桁橋梁調査点検」のポイントについて解説した。
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