福島建設工業新聞社

県南電気工事協同組合(佐藤一喜理事長)は7～9日、郡山市日和田町の東北電力日和田訓練所で、統一カリキュラムに基づく今年度第3回引込線工事技能・昇降柱訓練‌を行った。東北電力ネットワーク郡山電力センターの協力。
墜落、感電などの労働災害を防止し、引込線工事の技術力向上を図ることが目的。時間帯を分け、計約200人が参加した。
4～5人のグループごとに作業開始前のツールボックスミーティングを行い、墜落や高所作業での工具落下防止、命綱の確認など事故発生を予測して対策を出し合い、準備を整えて電柱昇降、引込線新設・撤去に取り組んだ。
安全旗の掲揚に続き、三瓶守雄技術委員長と吉田政夫技術副委員長、金子邦夫同委員会技術員があいさつ。秋山守東北電力ネットワーク郡山電力センター配電工事課長と鈴木昭裕同配電工事課副長が訓練の大切さを呼び掛けた。
遠藤守東北電力福島電力センター配電テクノセンター課長ら6人が講師を務めた。