福島建設工業新聞社

郡山塗装業訓練事業組合(佐藤隆組合長)は16日、郡山市内で道路高架下の壁面などの落書きを落とすボランティア活動‌を実施した。日本塗装工業会県支部、県塗装協会県中支部との共催。
11月16日の「いいいろ塗装の日」にちなんだ奉仕作業で、各団体加盟の8社から16人が参加。関西ペイント販売は原材料提供に協力した。
富久山公民館駐車場で出発式を行い、同協会県中支部長も務める佐藤組合長が「落書きは一つ放置するとさらに増える。落書きを落とすことで地域の景観美化、治安を守ることに貢献できる。奉仕の精神で作業に当たってほしい」とあいさつした。
同会県支部の坂上政一副支部長が安全第一での活動実施を呼び掛け、作業開始・出発を宣言した。
参加者は4班に分かれ、郡山市内の国道4号あさか野バイパスなど道路高架下4カ所(日和田町1カ所、八山田1カ所、富久山町2カ所)で作業に取り組んだ。壁面等に残された落書きの表面部分をこすり落とし、ローラーや刷毛で上塗りし、きれいな状態に戻した。