福島建設工業新聞社

県土地家屋調査士会(小野寺正教会長)は22日、郡山市立片平小学校で測量体験学習・地上絵作成の出前授業(地上絵プロジェクト)を行った。6年生の児童20人が参加した。
コロナ禍により3年ぶりの開催となる。小野寺会長は生活に役立つ測量技術の大切さに触れながら「実際に測量を体験し、算数の授業に役立ててほしい」とあいさつ。担当者が測量の流れを説明した。
教室で基礎知識を学んだ後、校庭に出て班ごとに測量機器を使い、頂点半径10mの星の絵を4つ描く作業を体験。教室から出来上がった図形を見て質疑応答を行った。
見守った佐藤秀和校長は「教室で行う拡大図と縮図の授業を実際の測量作業で体験でき、より理解が深まるはず」と述べた。