福島建設工業新聞社

県職業能力開発協会・県技能振興コーナーは23日、二本松市油井の安達公民館で、ものづくり体験教室‌を開いた。参加した子どもたちは組子コースターづくりを通して、ものづくりの楽しさを学んだ。
体験教室は、同協会が国から受託した若年技術者人材育成支援事業の一環として行っている。今回は昔ながらの遊びを体験できる「あだちこどもまつり」の会場内で行われ、親子連れなど約70人が参加した。ものづくりマイスターの善方恵一さん(須賀川市)、遠藤勝徳さん(郡山市)、佐藤裕紀さん(会津若松市)、大野哲也さん(福島市)、小野智好さん、黒須誠さん(白河市)、梁取健さん(南会津町)が講師を務めた。
初めに善方さんが建具製作などものづくりの面白さについて講義。マイスターたちがカンナ削りを披露した。製作体験で子どもたちはマイスターのアドバイスを受けながら、楽しそうに組子コースターづくりに挑戦していた。