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2022.12.09

スライド条項など研修/県森林土木建設業協会等

県森林土木建設業協会(石川俊幸会長)と県森林・林業・緑化協会(小檜山善継会長)は6日、福島市の杉妻会館で森林土木研修会を開いた。各協会の会員企業などから42人が参加した。
石川会長は「不安定な社会情勢による材料高騰などさまざまな問題が続く。スライド条項などの仕組みについて理解を深めてほしい」とあいさつした。
須藤佳祐県農林水産部農林技術課技師が森林土木事業における単品スライド条項の運用などについて説明した。単品スライドは、材料価格の急騰に対応し請負代金の変更(スライド額)を請求できる措置。
各品目の変動後の金額は、実勢価格と実際の購入額のどちらか低い方としているが、実勢価格より購入金額が上回る場合でも適当な購入金額であることを証明できれば、実際の購入金額を適用できる。
農林水産部の単品スライド協議状況なども伝えた。今年度は会津農林事務所発注の地すべり防止工事1件で単品スライド協議を行ったことを報告した。
藤井徹也県農林水産部森林整備課主任主査は林道施設災害復旧事業の概要などについて話した。災害発生から査定までのフローや被害調査のポイントなどについて説明した。


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