福島建設工業新聞社

県南建設事務所は7日、白河市立白河第一小学校で「住宅耐震出前講座」を行った。県建築士会白河支部、県建築士事務所協会県南支部の共催。
同事務所建築住宅課の安齋泰弘主任検査技師と本田晶大建築技師が6年生約50人を対象に、地震災害や耐震について講義した。鈴木節夫県建築士会白河支部長らは建築士の仕事を紹介した。
本田建築技師がスクリーンを使って過去の地震災害や、住宅の耐震について講義。その後、児童らをグループに分け、模型を使って筋交いの機能などを説明した。災害時の避難についても指導した。
鈴木支部長は建築士の仕事として、建築の設計や工事のほかに応急危険度判定やヘリテージマネージャー、耐震診断などがあることを説明。建築士のSDGsへの取り組みについても紹介した。