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2022.12.23

福島高専で女子座談会/県建設業協会

県建設業協会(長谷川浩一会長)は20日、「ふくしま“けんせつ・どぼく女子”座談会」をオンライン形式で開き、福島工業高等専門学校都市システム科の女子生徒18人が建設・土木の現場で活躍する女性技術者と意見を交わした。県青少年育成・男女共生推進機構の共催。
建設業に進む女子学生が少ないことから、実際に現場で働く女性と仕事の魅力ややりがいについて話し合い、疑問や不安の解消を図ることで業界の女性活躍、入職促進につなげようと毎年開いている。
同協会の女性部会ふくしま建女会から藤原華代さん(安藤組)、富永美香さん(藤田建設工業)、岩佐正恵さん(福浜大一建設)がアドバイザーとして参加した。
木田文昭事業部業務課係長が開催趣旨と県内建設業の現状について説明し、3班に分かれてグループトークを行った。生徒からは建設業のイメージについて「社会貢献度が高く、やりがいがある仕事」「力仕事の印象だが、女性がどのように関わっていくのか気になる」などの意見が挙がった。
事前アンケートでも同様の回答が多く、福島市の県建設センターから参加した藤原さんは「力仕事については割り切って頼ることも必要。女性ならではの視点が生かせることもあり、活躍できる場は広がっている」とアドバイス。「測量機器が扱えるのは即戦力になる。実習など触れる機会があれば積極的に参加してほしい」と呼び掛けた。


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