福島建設工業新聞社

福島市の新年市民交歓会‌は4日、市内のエルティで開かれ、政財界関係者や市民ら約500人が出席して新年のさらなる発展、飛躍を誓い合った。市と福島商工会議所の共催。
木幡浩市長は「デジタル化やゼロカーボンの取り組みなどコロナ後を見据え、希望をもって福島の新ステージづくりを進めたい。震災、原子力災害を、力を合わせて乗り越えたように、変革を恐れずに行動していきたい」とあいさつし、おおざそう工業団地への企業立地の動きや、ビル建替などの不動産投資の誘導に向けた施策展開などを説明した。
渡邊博美福島商工会議所会頭は「福島駅東口再開発や福島西道路南伸は、いずれも2026年度の供用を目指しており、市内経済に明るさをもたらすとともに、福島西道路は北伸への調査にも取り掛かる。希望を形にするため、官民、政財界、学会が力を合わせていきたい」と述べ、将来の発展に向けた人づくりの重要性を訴えた。
内堀知事が「今年の抱負は“躍動”。人、モノ、情報を動かす一年にしたい」と祝辞を述べた。真田広志市議会議長の発声で万歳三唱した。