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2023.01.16

砂防施設設計で研修/県と県測協

県と県測量設計業協会(皆川雅文会長)は12日、福島市の県建設センターで砂防施設設計に関する研修会‌を開いた。共同での開催は3年ぶり。砂防に関する国施策の方向性や対策工法等の測量設計を行う上での留意点などの講義を通して、受発注者双方の技術力向上を図った。
県砂防担当者や会員企業の技術者ら67人が受講した。近内剛県土木部砂防課長は「砂防に関する技術は日進月歩。対策工法の選定等で苦労していると思うが、この研修を役立ててほしい」とあいさつ。現場主義の重要性を説き、受発注者が現場状況を把握し共通認識を持って、現場に合致した適切な設計を協力しながら行うよう呼び掛けた。
国土交通省水管理・国土保全局保全課土砂災害対策室の後藤健課長補佐が「砂防事業に関する最近の話題」と題して講義した。このほか、砂防・地すべり技術センター砂防技術研究所の嶋丈示技術開発部次長が透過型砂防堰堤の設計、柔構造物工法研究会の木村佳嗣技術委員長が同工法の選定と設計、県土木部砂防課の穀野康之、飯塚暢明両主任主査が砂防関係測量設計の留意点を説明した。


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