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2023.02.06

士会郡山支部が実験結果を市長に報告

県建築士会郡山支部の高橋孝行支部長と同支部女性委員会のメンバーらは郡山市役所を訪れ、同支部が取り組んだ「木造軸組み工法の壁材に使用する建材の吸水実験」の結果を品川萬里市長に報告した。
実験に参加した女性委員会の阿部治江委員長、村越のぞみ、鈴木順子両副委員長が同席。2020年10月から21年9月にかけて実施した実験の経過観察・計測の結果等をまとめた報告書を基に、概要等を説明した。
品川市長は自然災害が頻発する中、水害発生後に被災住宅等を速やかに復旧・回復させる参考資料になると評価。「SDGsの住み続けられるまちづくりにも合致する良い活動。市の職員にも同実験についての情報を提供したい。女性が中心となって活躍した点も素晴らしい」と応じた。
取り組んだのは一般的な木造住宅の壁と同じ構造で、建材の種類と組み合わせを変えた試験体による吸水実験。今後の防・減災、被災時の復旧補修などに生かそうと①石膏ボードや断熱材などの建材が浸水ラインよりどの程度水を吸い上げるか②時間経過に伴い質量や含水率がどのように変化するか③カビの発生がどのように広がるか-を調べ参考値となるデータを得た。


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