福島建設工業新聞社

県建築士事務所協会(安藤正道会長)は8日、会津若松市の御宿東鳳で建築士事務所キャンペーン「ふくしまからの建築文化発信」を行った。県の特設サイト「ふくしま建築探訪」のイラストを手掛けるBUNGA・NET代表兼編集長の宮沢洋氏が「建築で地域を楽しむ」をテーマに講演し、県内の魅力ある建築物を紹介した。
キャンペーンは、広く建築物の魅力を発信し、建築業界の担い手育成・確保につなげようと全国の建築士事務所協会で行っており、本県では3年ぶりの開催。県建築士事務所協会会津支部主管、日本建築学会東北支部福島支所共催。県、県建築士会後援。
講演会は協会員、賛助会員、県や自治体の職員、会津工業高校の生徒、一般など約100人が聴講。安藤会長が「地域とのつながりを構築し、建築の楽しさを若者に伝えることで業界の発展につなげていきたい」とあいさつした。
宮沢氏は「福島で建築好きを案内するならこの10件」と題し「大越娯楽場」「県教育会館」「郡山市美術館」「泉崎村資料館」「川/フィルター」「アクアマリンふくしま」「県ハイテクプラザ会津若松技術センター」「絵本美術館」「tette須賀川市民交流センター」「会津さざえ堂」を紹介した。