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2023.02.27
火山の防災講習開く/県さく井技術協会
県さく井技術協会(平山清重会長)は21日、いわき市のグランパークホテルパネックスいわきで火山をテーマにした技術講習会を開き、会員、賛助会員合わせて約30人が受講した。火山に関する防災知識等の習得が目的。
佐藤公磐梯山噴火記念館長が「磐梯山と安達太良山の火山災害 災害の継承と災害ジオツアー」と題して講演した。国内の火山は111カ所あり、その数は世界でも上位に位置すると説明し「東北には18の火山が存在するが、噴火の頻度は低い。磐梯山は1888年の噴火が最後となっており、防災意識の薄れを危惧している」と述べた。
磐梯山の噴火で崩壊した山体の総体積は約12億㎥、総重量約30億tに達し、噴火の被害範囲や地元住民の被害が多かったことなどを説明。噴火後に行われた荒廃地の緑化推進事業などを紹介した。また安達太良山の噴火史や当時の被害、復興状況などについて解説したほか、磐梯山の模型を使用した火山泥流の実演も実施した。
佐藤館長は「災害伝承碑や災害ジオツアーなどを通し、火山災害を多くの人に知ってもらうことで次の災害に備えることが大切」と訴えた。
佐藤公磐梯山噴火記念館長が「磐梯山と安達太良山の火山災害 災害の継承と災害ジオツアー」と題して講演した。国内の火山は111カ所あり、その数は世界でも上位に位置すると説明し「東北には18の火山が存在するが、噴火の頻度は低い。磐梯山は1888年の噴火が最後となっており、防災意識の薄れを危惧している」と述べた。
磐梯山の噴火で崩壊した山体の総体積は約12億㎥、総重量約30億tに達し、噴火の被害範囲や地元住民の被害が多かったことなどを説明。噴火後に行われた荒廃地の緑化推進事業などを紹介した。また安達太良山の噴火史や当時の被害、復興状況などについて解説したほか、磐梯山の模型を使用した火山泥流の実演も実施した。
佐藤館長は「災害伝承碑や災害ジオツアーなどを通し、火山災害を多くの人に知ってもらうことで次の災害に備えることが大切」と訴えた。
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