福島建設工業新聞社

県北管内の土木施工管理技士で構成するフクシマCEMグループ(加盟28社、森崎達之助会長)は2日、福島市内で今年度土木現場視察研修会‌を開き、最新技術による施工の知識を深めた。
大森字街道端地内で佐藤工業が施工する国道13号福島西道路・第5号橋下部工(A2橋台)現場で行われ、会員12社から22人が参加した。森崎会長が「コロナ禍により約3年ぶりの研修会開催。現場間で交流し、刺激を受けてほしい。新年度からは技術力向上に向けて積極的に活動展開していくので、見学現場の提供や学びたい技術などの情報提供をお願いしたい」とあいさつした。
既製杭工法の一種である鋼管ソイルセメント杭工法の施工について学んだ。現場担当者が、市街地における騒音・振動等の課題対応など同工法の選定経緯や、施工手順などを説明した。