トピックス

2023.03.17

双葉地区組合が加入/県建設業協同組合

県建設業協同組合(二瓶重信理事長)は15日、福島市の県建設センターで今年度第3回理事会‌を開き、2022年度の事業実績見込みなどを協議したほか、双葉地区建設業協同組合(泉田征慶理事長)の加入を承認した。
理事18人らが出席した。二瓶理事長は「国土強靭化の動きを見据えながら、一層の業務効率化と生産性向上に取り組む。特に人材確保・育成は待ったなしの状況であり、働き方改革も建設業界が一体となった取り組みが急務。業界環境の先行きが懸念されるが、関係機関・団体との連携を深め、組合事業の充実強化に努めたい」とあいさつした。
事業実績は、主要事業の資材等共同購買で土木関連製品等や骨材類が好調だったものの、コンクリート2次製品や生コンが落ち込んだ影響などにより、全体では当初見込額を下回る見通し。組合加盟4団体で構成する県包括維持管理業務協同組合連絡協議会は今年度に計3回会議を開催。昨年11月に県土木部と意見交換を行った。組合事業活性化委員会は22日に会合を開く。
双葉地区建設業協同組合は1月5日に設立総会を開き、2月1日付で県の認可を受けた。組合員は県建設業協会双葉支部会員10社。事務所は当面、泉田組(浪江町大字権現堂字上蔵役目17の1)に置く。富岡土木事務所管内23年度道路パトロール業務のプロポーザルで受注候補者に選ばれており、同業務を担当する方向。双葉地区では双葉建設事業協同組合の解散以降、建設関係の事業協同組合組織がなかった。
理事会に先立ち、白岩正俊県土木部技術管理課主幹が建設発生土に関する国、県の取り組み状況を説明した。


ニュース一覧

トピックス

ニュース一覧