福島建設工業新聞社

職業訓練法人福島職業訓練技能協会(宮地明会長)が運営する福島共同高等職業訓練校(佐藤言司校長)の今年度修了式は24日、福島市立子山の同校で行われた。
訓練生、事業主ら約45人が出席した。佐藤校長が2科の修了生3人に、修了証書と技能照査合格証書を手渡し、各賞を授与。「日々の授業に加え、訓練校技能まつりや技能競技大会の経験を経て、見違えるほどの成長を遂げた。それぞれの職場や社会に愛される技能人になってほしい」と式辞を述べ、宮地会長が「努力を続け初心を貫いた結果。3年間の経験を職業人として生かしてほしい」と祝辞を贈った。
佐藤雅裕県議会議員、寺島正嗣福島市産業雇用政策課長、有馬正県職業能力開発協会専務理事兼事務局長らが祝辞を述べた。修了生を代表して平栗清大さんが「学んだことを生かし、社会に貢献できるよう日々精進していきたい」と謝辞を述べた。
同校は昨年8月に福島市本内から移転・開校し、立子山校舎からは初めての修了生輩出となる。
修了者(所属事業所)と表彰受賞者は次の通り。
‌【修了者】​▽建築施工系木造建築科=大槻真斗(宍戸工務店)▽建築内装系畳科=佐藤和輝(佐藤畳店)平栗清大(平栗)‌【表彰受賞者】​▽県職業能力開発協会長賞=大槻真斗、平栗清大▽福島職業訓練技能協会長賞=大槻真斗、佐藤和輝▽認定職業訓練校修了生作文入賞者=平栗清大▽県若年技能者技能競技大会成績優秀者=坂井昂汰(建築仕上系左官・タイル施工科2年、左官・中級の部1位)高橋克成(同、同2位)▽福島共同高等職業訓練校長賞=佐藤大輔(建築施工系木造建築科1年)鈴木秀人(同)坂井昂汰、阿部恭平(塗装系建築塗装科2年)大槻真斗、佐藤和輝