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2013.08.27

未来のまちづくり語る/ハイスクールサミット東北/全国から350人が参加

「未来のまちづくり・みちづくりフォーラム」ハイスクールサミットin東北が24日、仙台市の宮城県庁講堂で開かれ、全国から参加した高校生ら約350人が“元気な未来”をメーンテーマにワークショップと発表を行った。東北経済連合会、東北6県、仙台市、広野町に本部を置くNPOハッピーロードネットの主催、東北専門新聞連盟などが後援。
震災前に本県浜通り大会からスタート、東北大会に規模を拡大した。震災後に再開してからは全国規模となった。
大会では西本由美子ハッピーロードネット理事長が「行政や民間団体には高校生の皆さんを応援してくれる大人がたくさんいる。感謝しながら夢を追いかけてほしい」とあいさつ。来賓の徳山日出男国土交通省道路局長は「このサミットは私たちも刺激を受ける場。まとめることにこだわらず、キラキラした意見を聞かせてほしい」と述べた。三浦秀一宮城県副知事、稲葉信義仙台市副市長が
祝辞を寄せた。
安倍晋三総理はビデオレターを寄せ「真の復興は若者が自信を持てる環境を整えること。仲間との絆を大切に社会活動に参加してほしい」とエールを贈った。
同日午前中に元気な地域コミュニティーづくりなど4テーマで行ったワークショップの内容を高校生が発表、震災被災地の実情を踏まえながら北海道から宮崎県まで、参加者地元の取り組み、若者がチャレンジできるまちづくりのアイディアなどを紹介した。これを基に小池剛東北地方整備局長、谷口博昭芝浦工業大学客員教授らがアドバイザーとなってフロアディスカッションを行った。


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