福島建設工業新聞社

郡山職業訓練協会(松本次夫会長)が運営する郡山高等職業能力開発校(草野今朝義校長)の2023年度入校式が12日行われた。建築施工系木造建築科3人、建築外装系建築板金科2人、建築仕上げ系左官・タイル施工科4人、塗装系建築塗装科5人の4科計14人が入校。草野校長が新入生代表の鈴木貴敏さん(建築仕上げ系左官・タイル施工科)に入校許可書を手渡した。
草野校長が「健康に留意して有意義な3年間を送り、立派な職業人になってほしい」と式辞、松本会長は「勤務の傍ら行う訓練は大変だが、専門技術を習得することは宝物を得るのと同じこと。恵まれた環境での訓練を無駄にせず、強い心で学んでほしい」とあいさつした。
来賓の長尾憲宏県商工労働部産業人材育成課長、塩田義智市議会議長、有馬正県職業能力開発協会専務理事、鈴木祐治郡山建設組合長、佐藤輝男県板金工業組合郡山支部長、橋本英樹郡山地区左官組合長、佐藤隆郡山塗装業訓練事業組合長らと各科指導員、事業主らが見守る中、新入生を代表して佐藤竜也さん(建築施工系木造建築科)が「職場と訓練校を両立するこれまでの伝統を守り、真剣に取り組んで立派な技能士になります」と宣誓した。
新入生は次の通り。
▽建築施工系木造建築科(第66期生)=佐藤竜也(ヨシダ工匠)木賊楓希(渡邉建築)渡辺隼平(ワタナベ建装)▽建築外装系建築板金科(第62期生)=相樂幸樹(安藤板金工業)相良健心(相良板金)▽建築仕上げ系左官・タイル施工科(第59期生)=鈴木貴敏(増子フロアー工業)小林一帆、高畑裕(大和工業)佐浦準(斉藤組)▽塗装系建築塗装科(第59期生)=大内和幸(ヨシマツ)橋本慎玄、阿部直樹(中央工装)本田将也(本田建装)橋本研人(ワタナベ建装)