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2023.04.17
樹齢500年の大径ケヤキ大割で見学会

大径木は小径木に比べ、乾燥に時間がかかることや値段の高さ、加工の難易度が高いなど活用の課題が多くある。見学会では活用拡大を図るため、県内でも採用事例の少ない広葉樹の大径木を使用。木挽きの林組(東京都あきる野市)の東出朝陽氏が協力し、チェーンソーで直径1.5~1.8mのケヤキ2本(樹齢500年、6~8t)を2つに割った。
講師の三浦藤夫三浦工匠店会長は「大径木の大割は、いかに価値を損なわずにできるかが重要だ」と話す。木は目に逆らわず、沿って切ることで乾燥後真っすぐになる。職人は素材の固さや刃の入りやすさ、音などの情報から経験を基に加工していくため、高度な技術が求められる。そのため県内でも加工できる職人の数は減ってきているという。
今回切ったケヤキは早くても10年程度乾燥させてから活用される。今後の活用方法は未定。一般的には寺社仏閣などで使用されることが多いが、テーブルやタンス等の家具、床材などとしても活用されている。
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