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2023.04.24

高校生に若手社員アドバイス/Change!どぼく実行委

Change!どぼく実行委員会(金子保彦委員長)は20日、会津若松市の県立会津工業高校で地域建設業就活セミナーを開き、会員企業の若手社員らが高校生に実際の業務内容や仕事の魅力などを伝えた。
建設業の就労環境の変化や実情を知ってもらうことで、若手入職者の確保や現実とのギャップによる早期離職の解消につなげようと企画。同校建築インテリア科3年生約30人が参加した。
秋山武義副委員長が「意見交換などを通して、地元の建設会社を知ってほしい」とあいさつした。同委員会リクルート担当の荒川英治氏が、地域建設業の役割と使命について講話。災害時の迅速な対応や社会インフラの整備など地域建設業の必要性に触れ、「生活を守り暮らしを支えるのが建設業の役割」と述べた。
2020年3月に同校を卒業した会津土建の小泉貴弘さんは、これまで携わった現場や仕事内容を紹介し「自分が作ったものが形に残せることや、年上の職人さんから多くを学べるのが魅力」と話した。
就職活動に関するグループ座談会も行った。生徒らは3班に分かれ、同校OB・OGの小泉さん、馬場由布子さん(幸和建設)、菊地優さん(東北入谷まちづくり建設)、小林匠さん(秋山ユアビス建設)、田中祐丞さん(武田土建工業)、佐藤結斗さん(南会西部建設コーポレーション)ら若手社員が進行役を務めた。
生徒からは、給料や休暇、資格取得などについて質問が出され、社員らは「資格を取って頑張った分は給料に反映される」「高校時代に資格を取った方が有利だが、高校生活を楽しむことも忘れないでほしい」などとアドバイスした。
17日には喜多方市の県立喜多方桐桜高校で、建設科3年生を対象にセミナーを開催した。


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